杏子的文章 2011-01-16

成人式

M-KYOKO-03

みなさん、あけましておめでとうございます。まもなく1月も半分を過ぎてしまいますね。

2011年の初めに当たって、みなさんは新しい年に何を期待しますか?1月は新年の始まりであるだけでなく、日本では第2月曜日が成人の日に定められています。そのため、1月にはさらに深い意味が加わっているのです。


成人式とは何でしょう?日本には成人を祝う習俗が古くからあり、皇族や貴族の男子は11~16歳の間に、服装を換え、髪を結って冠(帽子)を被る「元服」の儀式を行いました。そして、その日から幼名をやめて、本名(元服名)に改めました。

女子の場合は「裳着」や「髪上げ」の儀式を行いました。これらは主に平安時代から行われ、貴族や朝廷の官人は自分の娘に、婚前の12、3歳の時に吉日を選んで、初めて成人の服装をさせ、髪を上げさせて成人したことを告げました。最初は皇族と貴族に限られていましたが、江戸時代になってから次第に広がり、民間でも成人式を祝うようになりました。

若者に成人になったという自覚を持ってもらうために、日本政府は1948年(昭和23年)7月に、祝日法で1月15日を成人の日と決めました。元々1月15日は小正月と言って、昔はこの日に元服の儀式を行うことが多かったのです。祝日が制定されてから、多くの地方の成人式がこの日に行われることになりました。2000年(平成12年)に祝日法が改正されて、成人の日は1月の第2月曜日に移動しました。

この日は、日本各地の公共団体が公民館などの会場で、その年度に満20歳になった人を集めて、激励会、講演、コンサートなどのイベントが行われます。プレゼントを配って若者たちを祝う地方もあります。ついでに言うと、芸能人の成人式の様子もかなり注目を集めます。記者たちはよく、成人したばかりの人々に「夢は何ですか?」と聞きますが、まだ若いからか、かれらの語る夢は千差万別で、将来に対する期待に満ち溢れているようです。

成人式を祝うのは嬉しいことですが、お金もとてもかかります。女性は当日早起きして美容院で髪を結い、レンタルあるいは購入した華麗な振袖を身に着け、美しい姿で登場します。一生にたった1回の20歳ですから、大部分の女性は式の後、写真館で記念撮影をします。男性もスーツを着て参加する人が多いです。このため、成人式は和服業界や美容業界にとって、売り上げが最もよい時期になります。

満20歳になったら何をしたいか?……満20歳は私にとってかなり遠くなってしまいましたが、今の私なら、迷うことなく「ヨーロッパに留学して、それから外国人と結婚して可愛い子供を産んで、外国で中国語を教えて、楽しく主婦をやりたい」なんて言うかもしれません(笑)。みなさんはいかがですか?

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★ この文章は 東京流行通訊 2011年1月14日第1号(通巻第247号)より ★

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