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愛犬用 どら弁当ポチ

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日本人は乗り物に乗る時、つまり移動する途中でお弁当を食べるのが好きだということに気が付きました。彼らにとって、お弁当をゆっくりと食べることは大きな楽しみなのです。

駅弁だけでなく、飛行機に乗る時にもお弁当を買って食べます。日本語ではこのお弁当を「空弁(そらべん)」と言います。元々は、乗客が待ち時間をつぶす時のためのお弁当でしたが、各空港が独自のお弁当を数量限定販売したため、人気のおみやげ品になってしまったのです。面白いものですね。

数年前に羽田空港で乗り換えをした時、おみやげ屋さんで偶然、犬専用のミニ弁当を発見し、本当にびっくりしました。空港で空弁を買う時は、友達のためだけでなく、愛犬のことも忘れてはいけないのですね。犬が好きな人は多いので、小型犬のために作られた弁当シリーズは飼い主たちに大好評のようです。犬に食べさせるのだから味は大したことないだろうなどと思わないでください。その土地の代表的な食材を使い、犬の健康に配慮して調製されたお弁当のおかずは、肉類、野菜、穀物などがバランスよく組み合わされ、防腐剤や香料も使われていない、健康的な軽食なのです。日本国内には、ペットと一緒に入ることができるレストランもたくさんありますが、ペット専用のケーキ専門店もありますし、お台場大江戸温泉には、犬専用の温泉旅館まであります。宿泊施設と言えば、羽田空港にはペットホテルがあり、飼い主が出国する時は、ペットをここに預けることができます。

みなさんは、空港のペットホテルは一日いくらかかるか、興味がありませんか?ペットが小さいからと言って、宿泊費も安いというわけではありません。何と、人が宿泊する費用と同じぐらいかかり、しかも動物の体型で計算することになっており、体重が重いほど高いのです。実は、ペットホテルのビジネスクラスはごく普通のケージであって、街のペットホテルなら3500~7500円ぐらいです。しかし同じような設備であっても、空港になると少し高くなって、一泊6300~10500円になります。もしお宅のワンちゃんや猫ちゃんをケージに閉じ込めたくなくて、自由に行動させて、気持ちよく眠らせたいなら、ソファーやベッド付きのVIP特別室を予約することもできます。ここの面積は2.5畳ぐらいあり、一泊21000円です。

なんて高いんでしょうね!ペットを飼うのもお金がかかるし、ペットを預けたらさらにお金がかかります。みなさんが海外に一週間から数ヶ月滞在したら、ペットホテルの宿泊費だけで頭を痛めることになるでしょう。そのため、日本ではペットを飼うのには決心が必要で、子供を産む決心をするのと同じぐらいなのです。みなさんが動物を愛する心や忍耐力、体力、そして予算に欠けているなら、時々ペットショップに行って動物を眺めるか、動物の写真集を買うか、ペットを一日だけ借りて可愛がる方が、面倒もなく、お金も節約できるでしょう。

★この文章は東京流行通訊 2011年5月27日第19号(通巻第265号)より

1 則留言

  1. 呵呵呵…真有意思!!!
    幸褔的~狗狗
    忠心的狗狗!主人要用心愛(抱起狗~旋轉中….啦啦啦)

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