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日本に行く度に驚くのは、駅の大きな変化です。

日本全国の鉄道駅の数は九千以上もあり、各駅の建物が非常に古いため、リニューアルのニュースが次々と伝えられています。ここ数年の各県や市の大きな駅のリニューアル工事は、都市の建築開発と観光振興の経済計画においてなくてはならない部分になっているようです。2011年で最も大きかったニュースは、3月に新たに開業した博多駅と、5月に開業した大阪梅田駅です。

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リニューアル後の駅は、デザインが斬新であるのはもちろんですが、天井が高くなり、空間がゆったりして明るくなります。私は特に、新しく計画されたスムーズな動線と、大きな字で書かれた表示板、身体の不自由な人やお年寄りのために増設された手すりやエレベーター、間隔が広くて清潔なお手洗、日英中韓の四ヶ国語で書かれた説明、商品が豊富なショップなどが気に入っています。これらはどれも、駅が人に優しくなり、特に国内外の乗客のニーズに応えたものだと感じさせます。

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電車に乗るための環境や設備を改善しただけでなく、買物や娯楽の機能も高められています。駅に行けば、飲食と娯楽の要求はすべて満たされ、駅を出なくても思う存分楽しめます。駅の機能が駅だけに留まることなく、毎日の通勤、通学で必ず通る場所と商業施設が結合して、ホテル、ショップ、レストラン、デパートが一つの複合商業施設を構成し、駅の空間を充分に利用しており、そこから得られる経済効果はとても計算しきれません。

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以前何かで読んだのですが、@@会社に勤める社員は給料を手にすると、日常の通勤時も、退勤した後も、素直に給料を使って@@百貨店で買物をし、@@電鉄に乗り、@@スーパーで食料品を買うので、従業員が苦労して手に入れた給料は再び関連企業の収入に還元されるのだそうです。これは実に優れたやり方ですね。電車の内部、駅の上に直結した商業ビル、デパート、駅の下の地下街、レストラン街、さらには駅周辺や沿線の商業地区がすべて、各企業の最適な投資場所であり、収入源でもあるのです。

東京の表参道の地下鉄駅にはフランス風の優雅な雰囲気が出現し、JR品川駅構内にはアメリカ風のテーマパーク式モールとレストランがあり、駅に入ると異国を観光しているような気分になるのもなかなか素敵です。駅に遊びに行くのは、今最も新しいレジャーなのではないでしょうか?次のお休みには、是非駅に出かけてみてください。

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JR博多シティ/アミュプラザ博多 博多駅直結の複合商業施設【JR博多シティ】

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JR大阪駅直結の複合商業施設【大阪ステーションシティ】

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★この文章は 東京流行通訊 2011年12月9日第46号(通巻第292号)より

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