日本旅遊 杏子的文章 日本美食 2010-10-22

回転寿司

M-KYOKO-02
みなさんは回転寿司を食べたことがありますか?日本の回転寿司は、実に興味深い食文化です。基本的に食べ物が目の前をぐるぐる回っているわけで、最初は食欲にも視覚にもインパクトがありますが、ずっと見ているうちに目が回ってきてしまいます……。

回転寿司は、立ち食い寿司店を経営していた大阪人、白石義明さんの発案なのだそうです。

彼は1958年に大阪の近鉄布施駅北口に最初の回転寿司店である「元禄寿司」を開店しました。そして彼が発明した「コンベヤ附調理食台」は、1962年12月6日に実用新案に登録されました。これ以後、回転寿司は日本人の食生活文化に新しい風を吹き込むことになったのです。

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日本全国いたるところで回転寿司の店は見られますが、競争は熾烈です。100円ショップと同じように低価格で人を惹きつける100円回転寿司のチェーン店では、現在日本で三つの大手企業が市場を分け合っています。その他の店ではお皿の色で価格を区別して計算しています。

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最近は女性客や子供たちを惹きつけるために、ベルトコンベアの上にスイーツやサラダ、パフェなどの喫茶店のようなメニューもたくさん載せられています。面白いことに、たくさんの寿司が目の前で回っているのに、いろいろ食べてみたい食いしん坊たちは、コンベアの前に立っている寿司職人たちに口頭で注文することを好みます。まずは安い寿司で胃袋を満たし、その後で高級な寿司をいくつか取って自分を満足させるというのが、「くろうと」の楽しみ方なのかもしれません。

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回転寿司で一回に何十皿も食べる凄い人がいますが、私は5皿ぐらい食べるとお腹がいっぱいです。でも一皿たった100円であっても、食べた量に関わらず、最後にお会計をする時にいつもちょっと高いなと感じてしまいます。「寿司を食べる」ということは、日本人の心の中では本来「贅沢」な行動です。

特別なことがなければ、日本人はあまり寿司を食べに行きません。大切なお客さんが来たときや、お祝いするべき記念日などでなければ、寿司の出前を取ってみんなで楽しむということもありません。いわんや高級な寿司専門店で食べることもめったにありません。

高級な寿司店は値段が高いだけでなく、礼儀もきちんとしていないといけないので、普通は大人だけしか店に入れません。そこで、食べ方も簡単で、子供連れでうるさくしても怒られない回転寿司が誕生して、日本人にもう一つの「高級版B級グルメ」という楽しい選択肢がもたらされると共に、子供がいて、食事にちょっと多目のお金を出しても大丈夫という多くの家庭を救済したというわけです。(同時に、日本語が話せないけれど寿司を食べたいという外国人観光客も救ったのですね。)ふふふ

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この文章は 東京流行通訊サイト2010年10月22日第38号(通巻第237号) より

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