徹底的に礼儀を尽くす日本のサービス精神
これまでに私が買い物で一番楽しい経験をしたのは日本です。消費者天国と言われる日本は、サービスの質も実に素晴らしいのです。店員さんがお客さんに高いものを無理強いすることもないし、試着した後で買わなくても、店員さんは決して嫌な顔をせずに、にっこり笑って「またのご来店を」と言ってくれます。店員さんを呼びたいときは、ちょっと顔を上げればすぐに飛んで来てくれるし、買い物の後は商品を入口まで運んでくれ、さらにお辞儀をしてくれます。こうしたサービスをしてもらうと、本当にいい気分です。日本式の完璧なサービス精神は国際的にも認められており、買い物をするのは大きな楽しみだと言われるのにも頷けます。
どこかで読んだのですが、日本の百貨店では従業員の研修の時に、「お客様は神様」「お客様は常に正しい」という観念をたたき込まれるのだそうです。確かに、お金を落としにやってくるお客様たちに対しては、神様のように敬い、礼儀を尽くさなければなりません。神様を怒らせるわけにはいかないのです。
また、日本でサービス業に携わる人たちがお客様にお辞儀をする時の、正しい方法を教えるための本を読んだことがあります。簡単に思えるお辞儀ですが、実はなかなか奥深いものなのです。立って行うお辞儀には「浅礼」「普通礼」「最敬礼」の三つがあります。一般に店でお客様の相手をする店員が挨拶をする時は、15度、30度、45度に分けられます。90度のお辞儀は最敬礼で、神様や仏像の前など、儀式の場合に多く使われます。お辞儀だけでなく、お客様に向かう角度、お客様との距離、左に立つか、右に立つかなどについても、注意点があります。
私が大切にされていることを深く感じたのは、日本の温泉旅館に泊まった時でした。午前中にチェックアウトをして旅館を出たところ、和服を着たおかみさんと従業員さんたちが入口に並んでお辞儀をして別れを告げてくれたのです。居酒屋では店員がお客さんの足元にしゃがんで、丁寧に注文を聞いてくれます。空港バスに乗るときは、スーツケースを運んだり、車内に案内してくれたりした係員が、走り出したバスに向かって一礼します。彼らはなんて礼儀正しいのでしょう!
以前、友達に冗談のように言ったことがあります。もし「旦那様」気分を味わいたかったら、日本の百貨店に開店と同時に入れば、店員たちが整列して、左右両側でお辞儀をして迎えてくれると。あ~、本当になかなか素敵な感覚なのです。
おかしなものですが、素晴らしいサービスが提供されている環境で買い物をすると、客側の一挙手一投足も無意識のうちに優雅になってきてしまいます……。人というものは、環境に影響されやすい動物ですね。次回買い物をするときは、自分が神様であることを忘れずに、優雅に振舞ってくださいね(笑)。
この文章は東京流行通訊サイトより
日本からです。
今回日本に多額の寄付をいただいて日本人はみんな台湾の方々に感謝をしています。
現在日本の政権が中国や韓国に媚びていて台湾の方の寄付に関する報道がされていませんが、日本人の多くは台湾が大好きです。これからもずーーっと仲良くしてください。
台湾に遊びに行きたいです。
メッセージありがとう。
落ち着いたら、台湾に遊びに来てくださいね。
私も日本へ行きたいですね。